移植後の話

8月30日に移植をしてから
9月8日に陽性判定をいただくまでの間
これといって体調に変化はありませんでした。

 

ただ、移植が土曜日の夕方だったので、その日はお惣菜などで夕食をすませ
翌日も家でのーんびりー。
忙しかった仕事も移植前日に全て片付いていたので
本当に気持ちが解放された瞬間・・という感じでした。

 

リラックスという意味では最高の日程で移植を受けた感じです。

 

症状がない中で唯一覚えているのは、ET4日目。
この日は8/27に採卵をした卵ちゃん(一つ)の凍結確認でした。

 

一回目採卵での卵ちゃん(今回お腹に戻っている卵)は私の希望をはっきり先生に伝えなかったために
胚盤胞ではなく、三日目の分割胚で凍結されました。
KLCで新鮮胚の移植を二回してNGだったので
私の頭のなかでは「胚盤胞にしなくっちゃ!」という気持ちが強かったので
実は分割胚で凍結されてしまった
(受精確認の電話をした日に「今朝凍結しましたー」と言われた^^;)のは不本意だったんですよね。
そして、2回目の採卵の時は先生とお話できた時に
胚盤胞で凍結を!」と伝えることができ、その確認のための電話をしたのですが・・・。

 

前回受精確認の電話の時に「グレードが低い場合は廃棄することもあります」と聞いて
いましたので、本当にドキドキだったのですが
胚盤胞一つ凍結できました!」の嬉しい回答に続き「グレードは4BCです」とのこと。

 

グレードについてはピンと来なかったので、ありがとうございます!と電話を切り
席に戻ってから検索検索・・・。

 

すると、4BCはあまり良い状態ではないことが判明。
えーーー(T。T)

 

呆然としながらもなんとか仕事を済ませ
ほぼ定時に会社を飛び出し、帰り道で旦那っちにラインで連絡をしていたら
どんどん涙が溢れてきました。
私の卵、グレードの高い胚盤胞にはなれないんだー(T。T)って。
良い胚盤胞が出来ないと妊娠できない、どうしよう!!って。

 

はた迷惑な話ですが、泣き出したらもう本当に涙が止まらなくて
会社から駅まで20分の道のり、ハンカチで目頭を押さえながら・・しくしくしくしく

 

そんな時に急に右の下腹部が「きゅいーん」と痛くなったのです。
つねられるような、引っ張られるような
あまり経験したことのない痛み。

 

まるで今お腹にいる卵ちゃんが「ここにいるんだからー!泣かなくていいよ!」って
言ってくれているような気がして
「あいてて」とお腹を押さえながらも気持ちを落ち着かせることができました。

 

今にして思うとあれが着床痛だったのかなぁ?
着床痛は医学的な根拠がないとか、チクチクした痛み(私が感じたのとは違う)とか
いろんな意見があるようですので、真偽はわからないけど。

 

でも、おたまちゃんから私への初めてのメッセージだったと
勝手に信じることにしました^^
おたまちゃん、ありがとう。ママ、もう泣かないよ!