D20 おかえりなさい、おたまちゃん

2016年9月17日(土)

胚盤胞移植の日。
二年前息子っちを授かるまでの不妊治療で採卵4回移植を3回しましたが
(採卵時いつも1個ずつしか採れなかった

胚盤胞になったのはこの一つだけです。
2年間も凍結して待たせちゃいましたが、ようやくお腹に戻す日がやってきました。


MLCの予約は15時(15:45移植予定)
午前中からでかけていましたが、二時間前から尿貯めスタート
ペットボトルのお水1本と旦那っちの飲みかけのお茶も200ミリくらい飲んで
病院に到着しました。

まずは採血。ホルモン値がきちんと上がっていますように!
実は前日夜も息子っちを寝かしつけた時に一緒に寝てしまい
座薬を入れる時間がずれてしまったのです^^;
大丈夫かなぁ。

採血の後はすぐにお部屋に通されました。今回はDのお部屋。
広くはないけれどテレビも空調もついていて快適に過ごせます。
テレビはつけていましたが内容は全然入ってこず
やっぱり少し緊張もしているのか、ぐるぐると思いをめぐらせてしまいます


5分前にオペ室に呼ばれました。
準備をしている間に看護士さんに「以前髪長かったですか?」と話しかけられ。
「そうです^^息子が生まれてから脱毛が気になってばっさり切っちゃったんですよ~」なんておしゃべりしちゃいました。
「そうですよね、長い髪のイメージあります」とおっしゃってくださって。
私も見覚えのある看護士さんだなぁとは思っていましたが、彼女にとってはたくさんいる患者の一人である私のこと覚えていてくれたことに感激^^

ほどなくして先生も到着。
採卵や移植の時って緊張を和らげるためでしょうか、先生も少しおしゃべりしてくださいます。
カルテをめくりながら
先生「(移植)久しぶりですね~。二年前の8月・・覚えてますか?」
わたし「8月30日です」
先生「おーー!覚えてるんだ!この部屋のことも覚えてるの?」
わたし「覚えてますよ~。とっても印象的でしたので

、って感じで話をしていたのですが、先生にとっても私は印象的な患者だったそうです。
「失礼ながら、それまで(採卵とか、前の病院通院とか)大変だったでしょう?それが一回で妊娠できましたもんね」
「僕も覚えてますけど、診察室で何度も「素晴らしいですね」って言ってしまったの覚えてます?」

覚えてますってば(笑)
二年前の判定日は旦那っちと一緒だったのですが
先生カルテをひたすらパラパラしながら「素晴らしいですね!」を連呼してたんですもの(笑)

前回MLCに転院して1回目の移植で息子っちを授かりました。
今回もぜひぜひ二人目
を授かりたい!!

準備ができたところで移植開始。
ベッドの高さや角度?を変えながら、器具をつけたり洗浄したりいろいろ・・。
この時間がとっても長い。痛くはないけど違和感はある。
尿が溜まっている状態でお腹をエコーで押されているので少しだけ苦しい。
しばらくすると、培養士さんでしょうか、胚についての説明がありました。

4BCの胚盤胞。融解した時のダメージはなかったようで
凍結時と同じ「4BC」と説明があり、画面に映し出されました。
おぉ。
この胚を見て「可愛い
」と思ってしまうのは不妊治療経験者ならではなのかもしれません。

ズームアップされて胚が大きく映っていましたが、ぎゅーっと倍率が下げられて
シャーレの中の点に。そしてチューブに吸われていきます。

その後私のお腹の中に移植。
エコーから見える画面に矢印がついていてここに置かれるんだなぁと思っているうちに
チューブらしきものが見えてきました。
私が画面を見ていると体勢が良くなかったのか先生に「頭をつけて~」と言われ
あとはお任せすることに。

移植が終わり、チューブに胚が残っていないかを点検してもらい完了です。

はぁぁ。長かった(笑)

両角先生に「尿があまり溜まっていなかったけど(笑)、良い位置に戻しましたからね~」と
写真をいただきました。
えーーー!あんなに水分摂ったのに~





看護士さんに「結構飲んだんですよ~」って聞いたら
「膀胱が大きいのかも知れませんね」って。
確かに!私あまりお手洗いに行かないのです。

そうかぁ。膀胱が大きいのかぁ。初めて知ったよぉ


お部屋に戻ってしばらく安静に。
着替えてお会計して。
病院を出たのは17時過ぎになりました。


再診料1,080円、エコー3,240円
血液検査6,410円、胚移植等151,200円
計 161,930円

おたまちゃん、おかえりなさい

二年も寒いところで待たせてごめんね。
ママのお腹、暖かいと良いなぁ♪