みっきーとお別れ

 
私の実家には猫が2匹おりまして
兄のみっきーは不思議なご縁があって、当時の職場の方から生後2ヶ月で譲り受け
妹のちゃーは目があいてすぐくらいの赤ちゃんの頃、
実家マンションの入り口に捨てられていたのを私が拾ってきました。
 
ずーっと元気にうちの両親を支えてくれていたのですが
17歳になるみっきーが先月末から急に体調を崩し
ついにお別れとなりました。
 
両親は最期を看取ることができましたが
私は間に合いませんでした。
16:30で会社を飛び出して、息子っちを迎えに走りながら家に電話した時は
まだ息がありましたが、電話を切ってほどなく息をひきとったそうです。
なんとなく、私には最期を見せない気もしていました。
でも・・待っていて欲しかった気持ちもあります。
早退すれば良かった・・。でもこの日は締切間近な仕事があって16時半に出るのも精一杯(涙)
 
 
体調を崩してからは動物病院に点滴にも一時通っていましたが
「加齢によるものなので、無理な延命はしなくて良いですよね?」と言われていて、
家族もみんな覚悟はしていましたが
やっぱりとってもとってもさびしいです。
 
今月に入ってからは私も週2くらいで息子っちつれて実家に寄っていたので
最近はにゃーにゃー大好きな息子っちも
「ぴっぴー!ぴっぴー!(「みっきー」と言ってるつもり)」と声をかけながら
なでなでしておりました。

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せっかく仲良くなったのにこんなに早くお別れになっちゃって。
もっと早くから息子っちを実家に連れて行ってたくさん遊ばせてあげていればなぁ・・とちょっと後悔しています。※
 
※実は私自身猫アレルギーで皮膚の炎症と喘息が出てしまうので
息子っちにもアレルギー症状が出たらイヤだな・・と思って
0歳の時期はほとんど実家に連れて行かなかったのです(ずっと両親にうちに来てもらってた^^;)
 
 
親ばかですが、とても器量よしで品のある賢い子でした。
めったに感情むき出しにしない反面、あまり人に触られたり抱っこされるのも好きじゃなくて
いつも穏やかに温水器の上でのーんびり過ごしてました。
 
結婚して私が実家を出て・・しばらく経ってから家に帰った時
ちゃーさんには思いっきり怒られたけど(どこに行ってたのよ!アンタ!!みたいな感じ(笑))
みっきーは珍しく顔をこすりつけて「お帰り~」ってしてくれて
本当にやさしい子だなぁって思ったのもつい最近のことのように思います。
 

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17歳半。
人間の年齢にたとえると85、6歳くらいということなので
長生きだったのかもしれないけど
でも、もっと一緒にいたかったなぁ。
彼にとっては幸せな一生だったかしら?
 
一夜明けて昨日、ペット専門の霊園でお別れをしてきました。
動物の葬儀ってどうするんだろう?と、流れもわからないままに連れて行きましたが
火葬場でみっきーのまわりをたくさんのお花で飾り、お焼香したらもうすぐに火葬という段取りでした。
息子っちが「ぴっぴー、バイバイ」ってちゃんとお別れしていて
さらに、扉が閉まる寸前に猛烈に泣き出したので、一緒にいる私達も号泣してしまいました。
 
40分ほどでお骨上げとなり、骨壷を持って一緒に帰宅。
両親だけ実家に帰すと二人ともご飯も食べられないだろうと思い
うちで夕飯にしました。
息子っちがおじいちゃんの膝の上、おばあちゃんの膝の上に交互に乗って遊んでいたので
だいぶ気も紛れていたようです。
 
息子っちがいてくれて本当に良かった。
たくさん助けられた二日間でした。
 
これから両親のペットロスが心配なところですが
クリスマスに年末年始と、息子っちつれて行き来の多くなる時期なので
まだ良かったのかもしれませんね。
このあたりもみっきーがしっかり計算して行ったような気もします。
 
みっきー、今まで本当にありがとう。
お空でゆっくりしながら私達を見守っていてね~。

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