黄色い帽子のおじさんを見習おう

4連休の初日の土曜日、のんびりと朝ごはんの支度をしながら
息子っちが大好きな「おさるのジョージ」をチラチラみていました。

 

いつもイタズラをしたり騒動を起こしたりするジョージですが
この日はどうやらキッチンの蛇口が壊れてしまったようで、お水がジャージャー出っ放し!
黄色い帽子のおじさんは部品を買いに行ったのか?留守のようで
ジョージはこのお水をどうしようかいろいろ考えます。

バケツにいれてもすぐに一杯になり・・お鍋や水差しに入れても足りそうになく
そうだ!ポンプを作って外に流してしまえばいいんだ!と
キッチンペーパーの筒??をつなげてみましたが、紙なのですぐにグシャグシャ。

そこでみつけたのは車を走らせるオモチャのレール?
レールをつなげて水を誘導し、見事に外へ(ちょうど植え込みの木に水遣りができた)
一石二鳥だ。なんて素晴らしいんだろう!!と感動しているところに黄色い帽子のおじさんが帰宅します。

 

家事をしながらなので記憶違いもあるかもしれませんが、
私が黄色のおじさんだったら、水浸しの部屋を見て大絶叫だな・・と思ってました。

 

すると
黄色い帽子のおじさんは、水道から溢れる水を見て、バケツ、レール・・と視線を投げ
慌てることなくジョージに「これはキミが一人でやったのかい?」と聞くんです。
ジョージは一生懸命、どれだけ試行錯誤したか大変だったか、そして結果的には水を外に出すことができた!と説明し、ドヤ顔

 

おじさんは水浸しの部屋で足元をみながら、「部屋は濡れてしまったけど、ジョージのアイディアがうまく行ったことは素晴らしいね!」とジョージを褒めたんです。

 

 

いやぁ。黄色い帽子のおじさん、凄すぎる~~~。

 

子育てに関する本をいろいろ読んで、育児に関する講習会とかもたまに参加していて。
子供は子供なりに考えて行動をしているので、頭ごなしに叱っちゃだめ。
何か失敗をしたら「どうしたの?」と本人の話を聞いてやり、何がダメなのか説明をすることが大事。

 

わかってますよ。わかってますけど、あんなに水浸しになった状態では
やっぱり「きゃーーーー!!!何やってるのーー!!!」って叫んでしまう。絶対に。

同じシチュエーションでは無理ですが 

子供の創意工夫を手を出さずに見守り、考える力をはぐくむ
自己肯定感を高める。
黄色い帽子のおじさんを見習わなくちゃな~。と
とってもとっても感心しまくったのでした。

 

子育ての話を書いたのでついでに(!!)
先日、大好きなボーク重子さんの講習会(ウェビナー)に参加しました。

重子さんがいつも言っていること。
子供の自己肯定感を高めるためには親も自己肯定感が高くないとだめ。

メソッドとして
1:自分いじめをやめること

2:自分の時間を必ず作ること

3:一日一回失敗すること

そして、この3点すべてを子供と共有すること!と話していました^^

 

日本人は謙遜大好きなので、ついつい自分を卑下しがちですが
そんな呪縛にとらわれず、自分の良いとこ好きなとこをノートに書き出したり、
自分のための時間を15分でもよいので必ず作る。
自分自身をまず愛することがどれだけ大切かということですよね。

 

失敗に関しては、日々の小さな失敗、二度としてはいけないような大きな失敗いろいろあるけど
その全てをどう処理するかどう乗り越えるのかを子供にも見せることで
折れない心を育むことにもつながりそうです。

 

親は指揮命令者ではなくロールモデル

 

黄色い帽子のおじさんやボーク重子さんを見習って、息子っちの成長をサポートしていきたいなぁ。