防災訓練で学んだこと【Yahoo!】

九州北部を中心に、深刻な大雨が続いています。
都内は晴れているのですが、テレビやネットのニュースなどで
浸水した駅、家、ビルの映像を見る度に
被害がこれ以上拡大しませんように・・と祈るばかりです。
まだ雨は続くようですので、該当地域の皆様、引き続き警戒のうえ
ご自分の、またご家族の命を最優先にしてくださいね。
 
 
さて、ちょうど先週末、毎年恒例のマンションの防災訓練がありました。
地域の消防署から消防士の方にお越しいただき
水消火器、AED訓練、起震車による地震体験
そして今年は初めて煙体験がありました。
 
うちのマンションは子供がとにかく多いこともあり
防災意識も高く、毎年参加人数も200名を超えます。
まぁ、どうしても子供が主体になってしまうので
真剣に・・というよりは楽しみながらになりますが
それでも、防災に関して考えるきっかけになったり
子供も毎年やっているうちにきちんと知識として残ったりすると思っています。
 
 
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AED、保育園の年中、年少二人で体験してました・・。
(もちろん親は横についていますが)
消防士さん、子供相手でもきちんと説明してくださって
本当にありがとうございます。
 
とにかく怖がりな息子っち、起震車と煙は体験しませんでした。
私は煙だけはやらなくちゃ!と1人で煙ハウスに入りましたが
ほんと、思った以上に視界が悪く
火災の時の避難は本当に困難極まりないんだな・・と知ることができました。
 
様々な体験の後、午後からは区の危機管理室の方が来て
講習会が行われました。
今年江戸川区では水害ハザードマップが改訂されて全戸配布になったのですが
その内容についての詳しい説明です。
 

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表紙に「ここにいてはだめです」って書かれていて
東京西部、千葉、埼玉、茨城、神奈川へとにかく逃げなさいとの記載に
初めて見たときはかなり衝撃を受けたのですが。
 
ただ、我が家はマンションの上のほうなので、一応浸水の恐れはない。
食べ物、飲み物の備蓄があればどうにかなるのか・・と思ったりもしていました。
 
甘い甘い!!!そんな考えは甘すぎるぞ!!!
と、今回の講習会で教わることに。
区が作成したビデオを見ていて、被災した際の具体的な「絵」が想像でき
二週間以上孤立した室内で家族で過ごすのは無理だ。
やっぱり逃げなければ・・とようやく思い至りました。
 
旦那っちともその後少し話をしたのですが
とはいっても、首都圏で避難できそうなエリアには
親戚や家族でお世話になれるレベルの友人もなく・・。
さて、どこに逃げるかをこれからしっかり考えて話し合わなければいけません。
我が家3人だけでなく、同じ区内に住む私の両親、
千葉県だけど浸水地域に住む叔父伯母のことまで考えると
ほんと、早めに避難に向けた行動ができるようにあらかじめ計画し
両親、親戚とも具体的に話し合っておかなければいけません。
 
生命の危険もあるということなら
早々新幹線に乗って、長野の両親のところに逃げるくらいの気持ちでいたほうがいいのかも。
なりふり構っていたり、お金の心配してはいられません。
もちろん、逆の立場で長野で何かの危険があるようなら
我が家にすぐに来てもらう準備も必要。
 
自分や家族が「被災者」になる確率って
ここ数年でぐーんと高まっている気がします。
いつどこで何が起きてもおかしくない。
 
これをお読みいただいた皆様も
ぜひ、災害に対する「備え」と「避難計画」。進めていてくださいね。

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サメ釣り
 
防災訓練に続いて子供向けイベントも用意されていて
カキ氷を食べたり、ゲームを楽しんで景品をもらったり
楽しんでいました。