コロナ禍での演奏会

さてさて、いろいろ遡り記録です・・。

 

2020年10月25日(日)

 

新型コロナウイルスの影響を受けて
春先から各種イベントが中止になったり延期になったりしていますが
Go toなんちゃらもいろいろ始まって
感染対策をしっかりとった上でのイベント開催が
少しずつ増えてきていますよね。

 

私は結婚前まで一般吹奏楽団に所属して、トロンボーンを吹いていたのですが
今回、この古巣の楽団の定期演奏会で司会を依頼され、
コンサートのお手伝いをしてきました。

 

弦楽器ならマスクしたまま演奏できますが、管楽器はやはり息を吹き込みますし
楽器から飛沫が出るのでは?という心配もありますよね。

 

これまで、様々な機関で管楽器の飛沫可視化実験なども行われていて
水抜きの際に布を当てるなどの対策を取れば
思うほどリスクは高くないようですが
そもそも楽団って多くの人数がギュッと集まって演奏しますので、密にならない対策も必要。

 

この楽団も7月くらいから活動を再開していましたが
少ない人数で練習するために分奏を主にしたり、
試行錯誤、みんなで話し合って進めてきたそうです。

 

東京都での感染者数をにらみながら、コンサート開催を決定したのが1ヵ月ほど前。

そこから広い練習場所を借りて合奏を行ったり
曲を仕上げるのも例年より大変だったと思います。

 

そして、迎えた本番当日。

いつもは入場無料、誰でもウエルカムな演奏会ですが
今回はいざと言うときのために、連絡先を団員が把握できる方のみという
入場制限つき。

 

それでも、200名ほどのお客様が来場され、座席は1席ずつあける
正しいマスクの着用、手指消毒などのお願いにお応えいただき
無事に演奏会を終えることができました。

いつも以上にあたたかい演奏で、
奏者もあの大きなステージで演奏することができてとても嬉しかったと思うし
客席の皆様にとっても良い時間だったと思います。

 

あれから二週間以上が経過していて、今のところ団員やお客様での感染の連絡は来ていないので、大丈夫だったということかしら?

 

これから寒くなって、インフルエンザとのダブル感染対策が必要になっていますが
怖がりすぎずに、でも油断しすぎずに。
正しい方法で対策をとりながら、少しずつ楽しめる時間を取り戻していければよいなぁと願っています。